記憶の所在とDNA

生物は、生まれながらに知識を持っている。
どこかの学校に行ったわけでもないのに、
複雑な行動を正確に行う
したがって、DNAは20種類のアミノ酸
からたんぱく質を作るだけではなく
生まれた後の行動の知識も入っていることになる。
そこで一つ疑問がわく
例えば、新しい記憶をしたとき、そのたびに
DNAの配列が変わるはずだという疑問である。
しかし、そのような現象は起こらない。
人間は、DNAの配列にばかり目を向けているが、
DNAの結合部分のヌクレオチド結合に目を向ける
者はいない、DNAの記憶はこのヌクレオチド結合
に水素イオン信号として記録される。
簡単いえば、コンピューターの記憶に利用される、磁気信号の
0・1を電子一個で行っているのである。
したがって、DNAの記憶容量は無限であり、
さらに、デジタルなので正確無比なのである。
人間の海馬に蓄えられた記憶は、アナログで
限界があるが、DNAの記憶は無限なのである。
人間は、死ぬと海馬に蓄えられた記憶はなくなるが、
DNAに蓄えられた記憶は、永遠に無限にのこる。
ただ、人間の脳はそれを一度に取り出す容量が
ないため、少しずつしかとりだせない。
例えるなら、ハードディスクが3テラバイトあるのに
たいして、それを使用するコンピュータは1メガバイト
もないようなもの
この無限の記憶からとりだす能力に優れたのが天才で
学ばずともいろいろな専門知識を出すことができる。
イエスが幼少の頃、人の知らないことを、いろいろずばり
言い当て人々を驚かせたのは、彼はDNAを読み取る力に
優れていたからであり
何故自分は、こんなに学んでもいないのに、いろいろな
事を当たり前のように知っているのか、日々疑問に思っていた。
DNAの理屈を知り、やっと納得したのである。
2千年前に、私のDNA理論を理解していたとは、
自分ながら、恐るべし。

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