脳とDNAの関係

脳とDNAの関係は、コンピューターと記憶装置の関係と
非常に似ています。
脳がコンピューター、DNAが記憶装置のようなものです。
コンピューターは1Gバイトほどしか記憶容量はありませんが、
ハードディスクは2テラバイトもの記憶容量があります。
人間の脳の容量と計算処理速度には、限りがあります。
例えば、二次方程式を解きながら、晩御飯のメニューを考える
事は、ほとんど不可能です。
DNAは、無限の情報と計算処理速度を持っています。
だから、漠然と混沌とした言葉として、伝わるのです。
例えると、地球の表面を顕微鏡で見ているようなものです。
DNAと自由に対話できるようになるには、
人間の脳が、まだまだ進歩する必要があるようです。
コンピューターは、電源を切ると、コンピューター内の
記憶はなくなりますが、記憶装置に残ります。
人間も死ぬと脳内の記憶は無くなりますが、自分とともに
生きたDNAの中に、永遠に残ります。
そして、新しい生命に宿る時「電源を入れなおす時」再び
活用されるのです。

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